
“経験×啓発×行動” を短期集中で取り組み、モヤモヤが晴れやかに!
第3期セカンドキャリア・ブートキャンプ、おじさんLCCメンバー以外からの初参加者としての体験談です。
初参加者であることは、カリキュラムが開始してから知りましたが、終わってから振り返ると、私自身が初対面の運営者・メンバーに囲まれていたからこそ、受講期間の短期に集中して取り組むインセンティブが働いたようにも感じます。
多方面の方がブートキャンプに興味を持っていただけるよう、少しでも参考になれば幸いです。
1.動機(受講した理由)
私は、金融機関に30年弱勤務した後、50代初でグループ子会社に転籍して8年になりました。60歳定年まで残すところ1年弱ですが、周囲の大多数は定年後も嘱託としての継続勤務当たり前の雰囲気ですが、個人的には、“それしかないのか?” “それでいいのか?”といったモヤモヤが漂っていました。
そんな中、ブートキャンプを知ったきっかけは、おじさん未来研究所が主催するマンスリーセミナーです。参加したセミナー自体とても満足のいくもので、その流れで懇親会まで参加させてもらいました。セミナーの合間にブートキャンプの紹介がありましたが、ブートキャンプという言葉のイメージに引き込まれたことと、このコミュニティーが主催する特別講座だったら“自分にも何か起こるかも!”と期待が膨らんだことを記憶しています。
早速、ホームページを覗いてみたところ、ユニークなカリキュラムで価格もリーズナブルだったので、やってみようと心に決めました。スケジュールが、おおよそ2週間おきの火曜日・水曜日の19時半スタートという設定も、絶妙で調整しやすかったと思います。
2.参加してみての感想
■カリキュラム(講義)
運営者(理事の方)が順番で講師になり各種テーマを取上げます。質問や作業を交えて進行され、あっという間に前半の時間が経過しました。
テーマ自体は、各講師のオリジナリティですが、迷えるブートキャンパーに響きます。
■カリキュラム(発表・ディスカッション)
後半はグループに分かれて発表・ディスカッションになります。ごく少人数のグループのため、気が抜けず、逃げられません。その一方で、講師やサポーター(ブートキャンプ経験者)が一緒にコメント、フォローしてくれるのがとても心強く感じます。
大まかな流れは、
「棚卸し」→「やりたいこと」→「代理サーチ」→「行動選択・実践」
で、自身の棚卸し・やりたいことの洗い出しと、メンバー・サポーターの代理サーチによる提案を受けて、行動選択と実践を、回していくイメージです。
特徴の一つは、代理サーチで、他者からみた長所・強み・魅力は、フィードバックを受ける本人にとって予想外で、かつ嬉しいものでした。
行動の選択肢は、人財豊富なおじさんLCCのバックグラウンドや、これまでのブートキャンプの蓄積があるので、そこから得られるメニューも有力です。実際には、周囲の何気ないコメントやアドバイスが、とても有意義でした。
そして、最大の特徴は、“行動を起こすこと”が優先されることで、失敗はむしろ褒められます。この体験談の見出し、“経験×啓発×行動”は、ブートキャンプの卒業式で褒めてもらったコメントですが、これまでのブートキャンプ参加の皆さんが持ち合わせて実践されていること、そのものだと思います。
また、ブートキャンプの主目的はセカンドキャリア構築ですが、趣味や家族、健康など、おじさん世代に役立つテーマにも触れることができました。
■宿題
体験談から、毎回の宿題が大変そうなイメージがありましたが、次の回まで約2週間あるのでやれば何とかなります。第三期のメンバーは、皆さんきっちり仕上げていました。
自分の棚卸しもさることながら、メンバーの代理リサーチなど、やったことがないものばかりですが、作成し終えると心地良い達成感も得られます。
3.今後の展望
ブートキャンプで体験した“行動選択と実践のPDCA”、実際は小さな選択肢や行動の積み重ねですが、続けていきたい、続けていかないといけないと強く感じています。
私も例にもれず留年となりましたので、他の留年生と共に課題に向き合い続けていきます。
※運営より注 受講が終わってからも進捗報告会などで行動をし続けるため、修了者のことを卒業生と言わず、留年生と呼んでいます。