短所だと思っていたことが強みだと知り、新しい可能性が広がりました
参加の動機
セカンドキャリア・ブートキャンプには、「自分の仕事の軸をしっかりさせたい」と思って参加しました。セカンドキャリアの真っただ中にいるものの、自己紹介で「私はこういう仕事をしています」とはっきり言いきれない自分がもどかしく、一度自分と向き合い、今後のキャリアについて考えたいと思ったのです。
人生の棚卸し:仕事もプライベートも充実していたと気づいた
講座の最初に行った人生の棚卸しは、これまでの生き方を振り返るいい機会となりました。35年間の会社員生活も自分なりには真面目にやってきたと思えましたし、学びや趣味、家族との時間など、仕事以外の時間も大切にしてきた楽しい人生だったなあ、と感じられました。
「かも・・・」:自分に「できること」がこんなにあった
受講してよかったことの一つは、自分が「やりたいかも…」「できるかも…」「求められているかも…」という視点で棚卸しをしたことです。自分にはそれほど強みがないと思っていたのですが、思っていた以上にたくさんの「できるかも…」が出てきて嬉しくなりました。人生後半はやはり「好きなこと」を軸にしようと確信しました。
代理サーチ:自分では出会えない視点に触れられた
ブートキャンプで特によかったのが「代理サーチ」です。参加者同士で、相手の強みを活かせそうな仕事を調べて提案するのですが、自分の全く知らない分野や、他の受講者からの思いもよらない発想に触れられたことが新鮮で、ヒントもたくさんもらいました。「海外でF1を観に行きたい」といった、私には想像もできないようなことを調べて、「世の中にはこんな世界もあるのか」と思ったりもしました。他の方のおかげで知らない世界を見ることができて楽しかったです。毎回参加してくださる修了生の方が話してくれる様々な経験談も、今後のことを考えていく上でとても参考になりました。
行動:報告する仕組みで動くことができた
ブートキャンプの最大の魅力は、代理サーチで出た提案の中から、やることを決めて実践していくことです。毎回の講座では、行動の報告をするので、自然と「やらなきゃ」と思って行動します。この仕組みのおかげで、私も今まで「やりたい」と思いながらしていなかったことに、いくつも取り掛かることができました。神戸や勝浦のツアーに参加してみたこと、仕事の案件に応募してみたこと、新しい学びを始めたこと、講座の受講など、いくつもの行動のきっかけになり、ありがたかったです。
受講後の気づき:軸は一本でなくていいと腑に落ちた
受講を続ける中で、私の中にすとんと腑に落ちたことがあります。それは「軸は何本あってもいい」という考え方でした。私はこれまで、「私は○○をやっています」と言い切れないこと、専門がないことに強いコンプレックスを持っていました。ところが受講中に周りの方から「多彩でいいね」「いろいろできるのは強みだよ」と言っていただいたことで、視界がふわっと広がりました。「一つに絞れないことは、欠点ではなく、自分の価値にもなるんだ。」そう思えるようになったことで、落ち着きました。以前知人に言われた「60歳を過ぎたらパルテノン神殿みたいに柱をたくさん立てて生きるといい」という言葉を思い出しました。
60歳以降はパルテノン神殿のように
同じグループの二人が、定年という人生の節目を迎え、心が揺れ動きながらも次に向けて行動を起こす姿にも、たくさん励まされました。しかも、ブートキャンプ期間中になんと一人は転職が決まり、もう一人は海外駐在の延長が決まったのです。お二人の人生の節目となる出来事を一緒に喜ぶことができたのは、私にも忘れられない経験です。私も、自分の仕事の軸は「パルテノン神殿の支柱のように何本もあっていい」と思えるようになったことで、気持ちがすうっと楽になりました。これからの後半生は、「自分にピン!とくるかどうか」を大切にしながら、一つずつ行動していきます。