「自分の知っていることなんて、誰の役にも立たない」と思っていた私が、大きく変わりました

「自分の知っていることなんて、誰の役にも立たない」と思っていた私が、大きく変わりました

米国エンターテインメント会社勤務 T.S.(61歳)

受講動機

65歳を迎える前に会社をレイオフされたり、早期退職を勧められたりする可能性を想定し、何年もの間、不安を抱えながら仕事をしてきました。

60歳を過ぎて、たとえそうなったとしても「何とかやっていけそうだ」と思えるようになり、今度は、自分の満足度や幸福感につながることをしてみたいと思うようになりました。

ただ、同じ会社で26年間働いてきた自分に、一体何ができるのだろう。これまでの経験が、果たして誰かの役に立つのだろうか――。そんなことを考え始めてから、すでに1年以上が経っていました。

このブートキャンプにはLCCの先輩方も参加されており、「人生の転機や新たな気づきにつながった」と伺ったことがきっかけとなり、私も参加することにしました。

受講後の感想

このキャンプは、その名の通り、講師の方の講義を聞くだけではなく、自分で行動を起こしたり、話したり、書き出したりする時間が多く、受講生自身が考え、動くことを大切にしたプログラムでした。

これまで、自分の将来やさまざまな決断について、一人で考えることが多かった私にとって、受講生仲間の方々が、私自身のことや、私にできること、私が誰かの役に立てることを一緒に考え、調べ、そして伝えてくださったことは、本当に贅沢な経験でした。

宿題に取り組む中で、普段の生活でも「何が自分に合っているのか」「それをすると自分はどんな気持ちになるのか」「誰かの役に立つことなのか」ということを、以前より意識するようになりました。

そして何より大きかったのは、受講生の方々から「あなたがこれまで経験してきたことを聞きたいと思っている人が、きっといるはず」と何度も言っていただいたことです。

これまで、「自分の知っていることなんて、誰の役にも立たないのではないか」と思っていた私にとって、その言葉は大きな気づきでした。少しずつですが、「これまでの経験も、これでいいのかもしれない」と思えるようになりました。

今の仕事を辞めるまでは、時間のやりくりもあり、副業として実際に何かを始められるかどうかはまだ分かりません。それでも、これまで漠然としていた「これからやってみたいこと」を、これから少しずつ具体的にしていきたいと思うようになりました。

何よりも、3か月間、一緒に悩み、考え、知恵を絞ってくださった受講生仲間の皆さんに心から感謝しています。

そして、これまで何人もの同じように迷えるシニアの方々に寄り添い、ご指導されてきた講師の皆さまにも、深く感謝申し上げます。

このブートキャンプに参加したことで、会社勤めを終えるまでの時間にも、新たな楽しみができました。

これから、自分のこれまでの経験が誰かの役に立つ可能性を信じて、少しずつ自分の「セカンドキャリア」を探していきたいと思います。